No.13 ヒラダテ議長

皆様、お世話になっております!
三陸聖地化委員会 議長 平舘 豊(ヒラダテ ユタカ)です。

 

三陸聖地化委員会メンバー紹介、いよいよ私でラストとなります。
いろんな個性の集り「三陸聖地化委員会」最高です😊本当はもっとご紹介したいのですが、次回以降のお楽しみにとっておきましょう!

 

ツイキャスやTwitterで「三陸コネクトフェスティバル」への思いはお話ししてきましたが、そもそも何故開催しようと思ったかはお話ししていなかったと思うので、そこのお話をしたいと思います。少し暗いお話もすることをお許しください。

 

2011年3月11日、東日本大震災で大槌町は壊滅的な被害を受けました。

当時、大槌町役場職員だった私は、現在三陸コネクトフェスティバルの会場になっている中央公民館・城山公園体育館に勤務していました。

平穏な日々が一瞬にして消えて、本当に現実なのかさえ分からなかったのですが、目の前の状況をなんとかしなければという気持ちだけで動き続けていました。

寝ずに動き続けていたら突然、体調が崩れてしまい、内陸の病院へ行くことになりました。
すぐに体調は回復しましたが、現実を知ってしまった心は回復せず、療養は約1ヶ月かかりました。
その後職場に復帰したのですが、自分が何も役に立つことが出来ない、誰も助けるとが出来ないと感じてしまい、何をやっても悲しいむなしい気持ちになっていました。

そんな日々を過ごしていく中で、長年一緒に音楽活動させてもらっている方から、避難所となっている城山公園体育館で演奏をしようとお声がけいただきました。
何かやりたいけど、一歩が踏み出せなかった背中を押してもらいました。

 

2011年4月29日、和太鼓の演奏を避難所でやらせていただきました。

演奏が終わった後、拍手をいただきました。中には涙している方もいらっしゃいました。
その姿を見て、涙が止まりませんでした。自分にも人のために何か出来るんだ、音楽で心が変わるんだと理解できた瞬間でした。
私は音楽に生かしてもらいました。

 

その音楽で、大槌町を三陸を元気に出来ないかと思い、いろいろと考えました。本当、いっぱい考えました。
考えていく中で、佐藤ひろ美さんと出会います。ひろ美さんの活動を知り、さらに音楽で何かやらなきゃ!と決めました。

 

その後、大槌町役場を離れ自分で仕事をしていく中で、三陸鉄道の活動を知り、のちの委員会メンバーに出会い、全てがつながって、ひろがって「三陸コネクトフェスティバル」が生まれました。

 

私の思いからはじまった「三陸コネクトフェスティバル」が、今ではいろいろな人に愛され、いろいろな人の協力により運営されています。
本当マジで嬉しいんです。こんなに愛されて本当嬉しすぎます!

 

2019年3月23日、被災により流出していた鉄路が三陸鉄道として帰ってきました。

大槌駅も復活しました!

そして、2019年3月30日・31日に「三陸コネクトフェスティバル2019」が開催されます。

前回は無かった鉄路で、皆様をお迎えすることができます!
そして、新しい鉄道ダンシも皆様をお迎えします!
復興はまだまだ半ばですが、元気になっていく大槌町、三陸を是非楽しんでもらいたいです‼️

私は会場でバタバタと動き回っていると思いますが、気軽にお声がけくださ〜い!

よろしくお願いします😊